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グロリアと3人のセラピスト② 

2008/06/10 (火)  カテゴリー/勉強会

前回に引き続き、今回はロジャーズとグロリアの面接について、印象に残ったことをお話しします。

来談者中心のカウンセリングにおいて、答えを知るのはあくまでもクラインアントであり、
カウンセラーが代わりに答えを出すことは基本的にありません。

そのことがこの面接にははっきりと現れており、大変興味深かったです。

グロリアは面接の中で、自分の悩みについて繰り返しロジャーズに答えを求めます。

「先生はどう思いますか?」という問いかけから始まり、
面接の半ばでは「はっきり答えてください」と直接的に答えを要求するのです。

このように答えがほしいという心理は、通常相談事を持ちかけたときに当然起こりうる自然な気持ちのように思われます。

またこのように言われたら、何か答えを言いたくなってしまうのも、ごく当然の心理なのではないでしょうか。

しかし、それに対してロジャーズは終始共感的に傾聴し、
「私には答えてあげられないけれど、本当にあなたを助けたいと思っています。
あなたは自分で自分が何をしたいかよく分かっていますよ」というメッセージを投げかけます。

そのように面接が進む内にグロリアは、
相談事に対して何もはっきりとした答えが得られたわけではないにもかかわらず、
深い癒しを得たかのような穏やかな表情に変わっていくのです。

グロリアは言います。
「先生は、あなたは自分の取る道を知っていますよ、その通りにしてご覧なさい、と言っているような気がします」と。

この時グロリアは、自分を信頼する気持ち、自信を取り戻したのかもしれません。

あるいは、グロリアが認められたいと思い、それがかなわなかった父親の姿をロジャーズに投影し、ロジャーズに受け入れられたことで深い癒しを得たと言えるのかもしれません。

そしてここから面接は、一気に問題の本質へと迫っていくかのように展開していくのです。

答えを知るのはクライアント自身であり、
クライアントには問題を自分で解決する力があるということを信じ、それを支持すること。

それがいかに大切かということを、わずか30分のこの面接は教えてくれます。

かつて私は講師として勤めていたのですが、その中には学生達の相談にのるという仕事も含まれていました。

その時も、その学生にとって何が一番良いかを考え、自分なりに最善を尽くし、良かれと思う励ましやアドバイスをしてきたつもりです。

ですが今振り返ってみると、
そこに「答えはその人自身が持っている」という大切な姿勢があったかどうか、あまり自信がありません。

今、あの頃に戻ってもう一度同じ学生から相談を持ちかけられたら、
私はどのように対応するのだろうか?そんなことをふと考えさせられてしまいました。



本文に関係ありませんが・・・、もう紫陽花の季節ですね

あじさい



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テーマ : 日記 - ジャンル : ペット

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